音楽の好みには、遺伝子が強く作用するジャンルがあるそうです。
ITmediaによると、Nokiaが「音楽の好みは環境的な要因だけでなく、遺伝的な要因によっても決まる」と発表したそうです。
これは、約4000組の双子を対象に、音楽の好みに対する遺伝的要因と環境的要因の影響を調べたもの。
それによると、遺伝的な影響が特に大きい音楽ジャンルはポップス、クラシック、ヒップホップ。最も小さいジャンルはフォークやカントリーだったそうです。
アメリカの演歌といわれるカントリーや、欧米のフォークは環境要因が大きいという事は、日本の演歌も日本人のDNAに刷り込まれているのではなくて、子供の頃から慣れ親しんだ音楽だから、という事なのでしょうか。演歌ファンにはちょっとむかつく結果かも。
この研究結果は、生得的な部分があるといわれる絶対音感のように、遺伝的要素が強い「音楽遺伝子」の存在の強力な論拠になるかも知れないそうです。
で、
さて、これをビジネスに結びつけるためには、Nokiaによれば
各地でその民族のDNAに刷り込まれ、血となっているはずの音楽が、実は後天的要因だったという以外、あまり面白くない結論でしたね。
これは、約4000組の双子を対象に、音楽の好みに対する遺伝的要因と環境的要因の影響を調べたもの。
それによると、遺伝的な影響が特に大きい音楽ジャンルはポップス、クラシック、ヒップホップ。最も小さいジャンルはフォークやカントリーだったそうです。
アメリカの演歌といわれるカントリーや、欧米のフォークは環境要因が大きいという事は、日本の演歌も日本人のDNAに刷り込まれているのではなくて、子供の頃から慣れ親しんだ音楽だから、という事なのでしょうか。演歌ファンにはちょっとむかつく結果かも。
この研究結果は、生得的な部分があるといわれる絶対音感のように、遺伝的要素が強い「音楽遺伝子」の存在の強力な論拠になるかも知れないそうです。
で、
ただしNokiaは、年を取るごとに経験の影響が大きくなり、遺伝的影響は薄れていくとしている。50歳未満の人は、遺伝的要因の方が環境的要因より強く影響する傾向が見られたが、50歳以上の人は環境的要因の方が音楽の好みに大きく影響するという。若い頃は嫌っていても、年を取ると演歌好きになる人たちが多いのも、これが原因?
さて、これをビジネスに結びつけるためには、Nokiaによれば
音楽ファンに彼らの望むものを提供するには、何が彼らの情熱を刺激するかを知る必要がある。テクノロジーを使ってユーザーのDNAとNokia Comes With Musicサービスのプレイリストや、Nokia Music Storeの楽曲カタログをマッチングすることはできないが、(これらの音楽サービスには)あらゆる人の遺伝子の好みを満たす音楽がそろっているという事なんですけど、要するに品揃え、カッコ良く言えばロングテールが有効、というだけの結論でした。
各地でその民族のDNAに刷り込まれ、血となっているはずの音楽が、実は後天的要因だったという以外、あまり面白くない結論でしたね。
by nawoki-k
| 2009-11-17 01:30
| 一般