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湯沸かし器等、長期使用する機器の保守が使用者責任に

湯沸かし器等、長期使用する機器の保守が使用者責任に_b0162518_525999.jpg長年使った湯沸かし器や温風ヒーターの燃焼異常、扇風機の過熱等の事故が多かった事は誰でも覚えていると思います。こうした事故等に対応して、昨日から「長期使用製品安全点検・表示制度」が始まりました。
知ってました?

この法律は、昨日以後に製造・輸入された製品を対象に、製品を購入した人が、メーカーや輸入業者に対してユーザー登録を行う責務があり、メーカーや輸入業者が点検時期を通知・点検を促す事が出来るようにしなければならない、というものです。
で、点検時期だって通知された時の点検は使用者の責務だし、有料で使用者の負担。
何か、車検制度みたいですね。

政府広報オンラインによると
アパートやマンションなどのオーナーの方は、賃貸業者として、賃借人の安全に配慮すべき立場にあるため、特に保守が求められます。
ユーザー登録と点検の責務を果たさずに重大事故を招いた場合は、所有者はその責任を問われる場合もあります。
ということだから、知らないじゃ済まされません。

対象製品は、ビルトイン式電気食器洗い機、浴室用電気乾燥機、石油風呂釜、石油給湯機、密閉燃焼式石油温風暖房機、屋内式ガス瞬間湯沸かし器、屋内式ガス風呂釜の7品目。住設機器の寿命は、10年から15年って言われてますから、上手く使って壊さなければ、みんな10年以上使うものです。

それにしても、販売者には説明責任があるというだけですから、もし事故が起こっても自己責任、ってことですまされてしまうんでしょうね。

なお、扇風機、換気扇、洗濯機、エアコン、ブラウン管テレビについても、「長期使用製品安全表示制度」というのが始まっています。
by nawoki-k | 2009-04-02 05:53 | 世の中

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